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鯨肉

団塊の世代、そしてその少し後に育った私たちの世代は、小学校給食に出てきたカレーシチューの「具」を憶えておいでだろうか。

肉とは名ばかりの、臭くてベロベロした豚の脂身。赤身の肉なんてシチューのどこを探しても出てこなかったっけ。

そういえば給食メニューの「酢豚」もそう。 「豚」のほとんどは脂身のところだった。

だから今でも豚の脂身にはあのころのマイナスイメージがついてまわり、「いい豚肉は、脂身がおいしい」なんていうグルメの定義が理解できなかったりする。



かわりに家庭でも学校でも貴重な動物性蛋白源としてよく登場したのが、鯨の赤身だ。

硬くてスジがなかなか噛み切れず、あごがくたびれた鯨肉。昭和20年代、30年代生まれまでの大多数の人々は、この鯨肉に育ててもらったといっても言い過ぎではないだろう。

その鯨肉のなつかしい食感も、まもなくきれいに忘れ去られる日がやってくるかもしれない。


でも、それはそれでいいと思う。この飽食の時代、鯨肉が食べられなくなっても困る人はもうほとんどいないはずだから。


ただ、捕鯨という行為がすべて過去のものとなる前に、せめてその歴史のあらましを知っておいてから、ピリオドを打ちたいものだ。

日本にはその「文化」があった。今も和歌山の太地に伝わるような捕鯨の文化があちこちの港町にあったのである。


そういえば半年ほど前、「巨鯨の海」という小説を読んだ。


大型船で根こそぎ捕まえ、工業用の油に変えていたどこかの国の動物愛護を叫ぶ人たちに、ぜひとも読んでもらいたいと思う。



年をとるとクドくなるというが、ほんとうだ。

日記に鯨肉のことで同じようなことを書くのはこれで3度目のような気がするけど、書かずにいられなかった(笑)









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Author:smile
わが家のワンコを溺愛する「わんこおやじ」。
本業(写真店)のかたわらワンコ用スイーツも作っています。

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