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永遠の0

この日記もほとんど更新することがないまま2013年も暮れ、新たな年の始まりがやってきた。
お客さんがやってこようとこよまいと、今日から店は営業。久しぶりにインターネットのPCに向かう。

今年はどんな一年になるのだろう。少しは運気が向いて、上昇気流に乗せられることが出来ればいいのだけれど、そうでないと、写真店という仕事はますます世の中から遠い存在になってしまいかねないところまで来ていることは間違いない。

現在進行中の近隣町村のデジカメ講座もこの2月で終了、そして新たに5月から1クール新たに講座を開講することが決まった。
お客さんが来てくれなければこうして出向いてでも写真の大切さを説いて回らねば、情報量ばかりやたらと多い現代の中で、「デジカメ難民」がもっと増えていき、写真の文化はますますごく一部の人の趣味の対象にしかなりかねない危うさをひしひしと感じている。

写真店という存在は、もっともっと世の中の人たちの役に立てるはず、いや役に立たねばならない。そう信じて今年もがんばっていこう。




昨晩、暮れに公開された「永遠の0」を見に行った。

2週間ほど前にも原作をもう一度読み返し、感動の余韻を残したまま映画館へ。

この映画は原作と並ぶほどの出来か、原作を超えているか、それとも…

そんな杞憂は冒頭でいきなり爆装零戦が米空母に突入するシーンで霧散し、早くも涙腺が怪しくなってきた。

2時間半のこの映画は、私の期待と不安を微塵も裏切らなかったといっていい。

かつて見てきたどんな映画より、心の深くのストライクゾーンのど真ん中に何かが突き刺さった感じ。



年末からまた靖国神社がどうとか騒がれ始めている。

この映画や原作を読んであの時代に散った若者のことを知りたいという人がいるのなら、まずはなにをさて置き靖国の遊就館を訪ねてほしい。

そこで実際に戦争で使われた兵器とともに、先人たちの数多くの遺品と、遺書の数々をその目に焼き付けて見られたらいいと思う。

戦犯がどうとか、イデオロギーで靖国を論じることなど、その後でいくらでもすればいい。


映画の中で大石賢一郎が娘と孫に語った

「大切なのは、物語を続けていくことなのだよ」

という言葉は、そこに立ってみてきっと初めて理解できるに違いない。

この映画と原作が、それまで関心のなかった人たちにも物語を紡ぐ糸口になってくれたなら、実際の戦争でそれぞれのドラマを抱えながら死んでいかねばならなかった人たち、あるいは修羅場を乗り越えて生き残った人たちの存在は、絵空事ではなく、ずっとわれわれの中で語り継がれていく対象であり続けるだろう。

あの戦争がコンピューターのシミュレーションゲームの題材としてしか理解できなくなってしまう前の、今が最後のチャンスなのかもしれないのだから。



今年は、ぜひやっておきたいことがある。

それは、店を数日留守にしてでも、九州の鹿児島へ行き、鹿屋と知覧の土を踏んでみたいという願いを実現させることだ。


海軍特攻隊の基地のひとつとして有名な、鹿屋。

そして陸軍特攻の基地であり、特攻の母と呼ばれた鳥濱トメさんの旅館や特攻平和資料館のある、知覧。

どちらも九州の南端に近い位置にあり、岐阜からはとんでもなく遠いのだけれど、なんとしても数十年前の彼らが見ていた景色を、私も見ておきたい。


それから靖国へも、近いうち。


「永遠の0」が、私の背中を押してくれる。


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Author:smile
わが家のワンコを溺愛する「わんこおやじ」。
本業(写真店)のかたわらワンコ用スイーツも作っています。

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