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敬礼

お嬢さんは今年、成人を迎えた。

「smileさん、式典が終わったら店に連れて行くから、写真撮ってね」

お母さんから撮影の予約もいただき、私も楽しみにしていたお客さんだ。



いくつかのポーズを撮り終え、私は彼女に、ある仕種をリクエストしてみた。

「あ、いいんですか。私もお願いしようって思ってたし」

お母さんとお嬢さんが同時に微笑む。


「それじゃあ、お願いしますよ~ はい、ニッコリいきましょう!」


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私にとっても、会心の一枚だった。




彼女の職業は、陸上自衛官。

難関を突破して入隊以来、今も男性隊員と変らぬ猛訓練を重ねているという。

指先は細く、同年代のお嬢さんとなにも変らない。

でも、この指で銃火器の分解組み立てはもちろん、荒野を這いずり回り、格闘術を繰り出す。

災害、有事。 国にとってたいへんなことが起きたとき、まっ先に出て行くのがこの子たちだ。


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「小さいころは喧嘩ばっかりしてて、親の言うことなんて、ちっとも聞かない子だったのに…」

そういうこともぜんぶ含めて、今のお嬢さんがあるのだろう。

やんちゃ娘が、明るく親思いの、やさしくそれでいて強靭な女性に、育った。

お母さんは、そんな娘を誰より誇りに思っているに違いない。




そんな彼女が二次会で騒いだ後、帰隊を前に母親にぽつりと弱音を漏らしたそうだ。

「あ~あ、戻るの、やだな~…」

同級生と語らいあう中で、ふと二十歳のフツーの女の子の部分が顔を出したのだろう。


ぬるま湯から、氷水へ。


写真屋のおじさんも、ぬるま湯の中からいつも応援してるぞ。

お嬢さんに対し、敬礼っ!



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控え選手

仕事で撮影をするとき、いつも気をつけていることがある。

カメラとレンズは必ずサブ機(控え選手)を用意することだ。

それを生業とする人ならあたりまえのこと、ではあるけれど。


出張撮影のたんび、いつもカメラバッグに忍ばせる、サブ機。

いつ出番が来てもいいように、設定をメイン機と同じにしておく。


これが活躍する場面なんて、実際はほとんどないに等しいんだけど。

でも、なかったら、たいへんなことになる場合だってあるのだ。

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数年前、ふとした気のゆるみから、カメラ1台だけ持ってピアノ発表会の撮影に出かけ、思わぬトラブルで修羅場になりかけたことがあった。

臆病なくらい準備に気を配るようになったのはそれからだ。



実は昨晩も、サブ機のお世話になるアクシデントがあった。

片道2時間かけて赴いたドラッグストアの竣工写真の撮影現場。

何度か通ったこの現場も、今日残った数カットを撮影すれば終わりだ。

路面のサインポールの夜景を撮り、店内の売り場を撮影しようとしたそのとき、カメラがエラーを発した。

レンズの情報がうまくボディに伝わらないらしい。

ここでまごまごしているより、あいつを使おう。

「すみません、車に行ってもう一台を取ってきます」

そしてサブ機の、満を持しての登場となった。



もしも、カメラが1台しかなかったら…

距離も遠く、タイミング的に「待ったなし」の現場で、そんな事態を想像することすら恐ろしい。


とりあえずこのピンチは、サブ機のおかげで切り抜けられたな~。

帰り道、車のハンドルを握りながらそんなことをボ~ッとした頭で考えているうち、交差点を曲がり損ねて思わぬ回り道をしてしまった。



プロ機

久々に写真のお話を。

昨日から始まったロンドンオリンピック。これからしばらくはにわかスポーツファンになりきって、毎晩遅くまでTVにかじりつく人も多いんでしょうね。

昨夜は私も柔道の試合にクギ付けでしたが、試合会場の畳の向こうにはずらりと各国の報道カメラマンが大きなレンズの砲列を敷いています。

今回のオリンピックではキャノン派とニコン派、どっちが多いのかな、なんて興味を持って見ていました。


彼らがカメラにつけている大きくてぶっとい望遠系のレンズでは、たいてい色の黒いのがニコン、白いのがキャノンなので、使っているカメラがどちらのメーカーなのかすぐにわかってしまうんです。


そう、キャノンとニコンのどちらか。


ごくわずかの例外があるにしても、こういう舞台で使われている機材は、20世紀の後半以降この2社のカメラ以外にはほとんどなかったと言っていいと思います。


カメラメーカーといえば他にもオリンパスとかペンタックスやフジフィルム、ソニーやパナソニックなんかも高性能なデジタル一眼レフカメラを出しているのに、いったいどうしてなんでしょう。

それとも、ああいうカメラマンが持っているカメラっていうのは、われわれ一般人が使うものとはまったく違う「業務用」なのでしょうか。


カメラのラインアップにはもちろん「プロ機」と呼ばれるものは存在しますし、彼らの多くがそういったプロ用機材(ボディもレンズも)を使っていますが、プロ用とアマチュア用に厳密な違いというのはありません。

本番の撮影でも、一般の人が普通に買えるような、身近な機種をサブ機として使う人もいます。


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彼らがニコンあるいはキャノンを愛用する最大の理由、実はメーカーの現場でのサポート体制にあります。


撮影現場ではいかなる失敗も許されません。

カメラマンが使っている機材で何かトラブルがあったときに、現場で迅速に対応できる体制を、昔からこの2社はとっているんだそうです。

だからこそ、現場のカメラマンは安心して機材を極限まで使いたおすことができる、というわけです。


彼ら報道カメラマン(女性もいますが)が自分に与えられた持ち場で一日に撮るショット数というのは、ひょっとすると普通の人が一生かかっても追いつけないほどの量になるかもしれません。

それだけに、カメラもその性能を常時100%出し切ることが求められています。

そんな現場でメーカーのサポートが受けられるというのは、頼りになる救急ドクターがそばにいるのと同じくらい、心強いことなのでしょう。


そんな目でテレビの映像の隅に時おり映るカメラマンの様子を見たり、インターネットや新聞紙上で彼らがものにしたベストショットを眺めるのも、この時期ならではの楽しみではないかと思います。

大切なものは何?

前回、かつて写真業界が歯止めの効かない価格競争の泥沼を経験したことを書いた。

新規の顧客を獲得するための、なりふり構わない営業戦略。

大手のラボチェーンが先頭となって10円プリント、1円プリントの看板を上げ、最終的にはフィルム現像料のみ有料とする「0円プリント」というのが世の中に定着してしまった。

お客さんがその「安さ」と引き換えに得たものといえば、価格相応に質の低いプリントだったことを忘れてはいけない。

プロが作る写真なんて、こんなものか…家族の大切な思い出だったのに、ひどい色合いの写真を手にして落胆した人も多かったことだろう。

現在の写真業界の凋落の要因のひとつは、案外こんなところにもあったのかもしれない。


儲けること、競合他店を蹴落とすことが最優先で、お客さんにとって大切なものは何か、なんて考えるトップはそう多くはなかったにちがいない。


顧客不在の、業界儲け主義が生み出した産物はまだある。

以前ここにも書いた「APS」なんていうシステムもその典型だったし、もっと笑えるのは「パノラマ切り替え」という機構をカメラに付け足し、カメラ、写真業界が踊りまくったことがあった。

カメラにパノラマ切り替えがついていないと売れない、なんていう時代が作為的に出現してしまったのだ。

これは実を言うとパノラマでもなんでもなくて、ただフィルムに写る部分の上下をカットしてやたら細長い写真を作るという、ほとんど写真の単価を上げるためだけの、ごまかしの産物そのものだった。

日本の写真業界は、売るためにはなりふり構わない、語るも恥ずかしい文化も生み出してきたといわざるを得ない。


最近では、フォトブック(写真集)がそういったもののひとつかもしれない。

一枚ずつの写真にするのではなく、行事や旅行などを一冊の写真集として作ってしまおうというものである。
たしかに目新しさはあるし、客単価も上がる。

ここ数年なにをやってもヒットが出ず、ジリ貧状態だった写真業界は、そんなフォトブックが救世主のように大きな期待をかけたようだった。

営業にやってくるどのメーカーも、どのラボも、フォトブックの作成に関する機材の売り込みに必死だったけど、私としてはどうしてこれが一般の人々に浸透するのか、どうしても疑問がついて回った。お客さんをひきつける商品としての魅力がどうしても感じられないのだ。

それよりも、私には一枚一枚の写真のほうが、ずっと素朴でいいものに思える。

写真集なんていう、わざとらしい体裁が私はどうしても好きになれない。


あれから数年が経ったけれど、定期的にフォトブックを作って楽しむなどという習慣が、いったいどれだけ一般に浸透しただろうか。

結局、ほとんどのメーカーの思惑は、ここでも上滑りしただけのように思えてならない。



お客さんにとって何が大切なことなのか。

そんなものは営業戦略的に考える小手先のものではなく、私たち最前線の写真屋が常日頃、肌で感じていなければならないところに答えがあったりする。

いや、そうであってほしいと、思う。

ワンチャンス

一年中暇なわが稼業。

それでも店をたたむことなくなんとか続けられているのは奇跡というほかはないが、ここしばらくはなんとなくバタバタした日々を過ごしている。

建物の竣工写真の仕事が続いているのだ。

今のところ2件が進行中で、来週になると新たに老人ホームの撮影も始まる。

この竣工写真、実はカメラマンが現場に立ち入れる時間というのはほんとうに一瞬しかないことがほとんどで、お天気との兼ね合いもあり、まさに綱渡りの連続みたいなところがある。

施工にかかわるすべての業者が引き上げ、すっかりきれいに片付いた建物をさあ思う存分撮ってください、なんてことはまずほとんどの場合ありえなくて、撮れる部分を撮れるうちにモノにしておかないと、次の日には施主に引き渡され荷物がどっさり運び込まれたり、あるいは追加工事が入ったりで、シャッターチャンスを永遠に失うことになりかねない。なので必然的に何度も現場に足を運び、こつこつと撮りだめていくことになる。

プレッシャーとストレスはとても多いが、やりがいのある仕事でもある。


それに加えてこの次期は入学入園も重なり、なかなか気を抜くタイミングがやってこない。

唯一の楽しみといえるのが、夜お風呂に入るときの入浴剤、かな。

昨日は登別、今日は別府という具合に、気分を変えて楽しんでいる。

報道カメラマン

いよいよプロ野球もペナントレースが、今週末に開幕となる。

バッターボックスで投球を待つ打者の背景、ベンチの横に並ぶカメラマン席では、歴戦の報道カメラマンが手ぐすねを引いてカメラの砲列を敷いている。

この場所も、ある意味最前線なのである。


タイミングを逃さず、どんなアングルで「使える」写真をモノにするか…。

一打席一打席、それこそ選手の一挙手一投足に神経を配り、一試合に彼らが撮るのは数千ショットに上るという。

もちろんレンズもカメラも、どんな酷使にも耐えられるようなプロ仕様だ。


あるいは政治の場での記者会見や事件現場など、報道カメラマンの戦場はわれわれがTVでもよく目にしている。

ついつい、機材はどんなものを使っているのか、撮り方はどうなのか、そちらのほうに関心が行ってしまい、試合の様子や記者会見の中身など、そっちのけになっていたりする。

そして、ワンショットにいかにドラマを語らせるか。



私たちが毎日、何気なく見ている新聞をにぎわせている写真は、あのカメラマンたちがワンチャンスをものにした渾身の「作品」なのである。

自己責任

世の中からカメラ店や写真店が衰退していくに従い、人々がカメラを買い求める場所が家電量販店だったりTVやネット通販などに様変わりして久しい。

カメラや写真のことならなんでも知っていた町の写真屋のおじさんからではなく、相手の見えない「買うのに便利」、「1円でも安く」…そんな売り手をを消費者が選択した結果といえなくもないだろう。

そしてその便利さと安い買い物の引き換えになったものは、「自己責任」という重荷であることを、大半の人は気づかずにいる。

いやこれはカメラに限った話ではないが…



「購入後、操作方法や上手な使い方などについては、使用者が取扱説明書を熟読して、またはインターネットなどの情報を利用しながら各自マスターしてください」とでも言われているようなものか。


現実はどうだろうか。


すべてのユーザーがメカに強いわけではないし、インターネットの活用法だって充分とはいえない。

だから、だれにも聞くわけにいかないまま、かといって難しそうな字句の並ぶ分厚い取扱説明書など読む気にもなれず、とりあえず早わかりガイドの上っ面だけ走り読みして、初期設定のまま使っていらっしゃる方がほとんどではないだろうか。

それでもとりあえず写るし、使えるんだけども…


最近のカメラは高画素タイプのものが多い。コンパクトデジカメでも1500~1800万画素なんていうものも珍しくはなくなってきている。

そんなとてつもない大きさの画像サイズを一般の人がはたして必要としているものなのかどうか、私には見当もつかないが、ここがメーカーの競争ポイントでもあるのだからどうしようもない。

幸か不幸か、画像サイズと同様に、とてつもなくキャパシティの大きくなった(8ギガとか16ギガなんていう)メモリーカードのおかげで、そんな重たい画像データもユーザーが気にすることなくいくらでも保存できてしまう時代だ。

そしてある日、ちょっと旧式になったわが家のパソコンに繋いでみて、データの大きさと重さに唖然としてしまったりする。


そんなことも全部ひっくるめて、自己責任。

いい言葉があったものである。

売る側は、ユーザーのアフターフォローなど気にすることなく、ただひたすらモノを売ることに専念すればいいのだから。


コダックの行方

今年に入って取引先の担当の営業さんから、よからぬ噂は聞いていたのだが、ここへきてついに米コダックが経営破たんしたというニュースが大きく報じられた。


お客さんの中には

「コダックが潰れたんやって? あんたんとこは大丈夫か」

とか心配してくれる人もいるが、企業活動が停止するわけではなく、まして末端の写真店に直接的な影響はほとんどない。

かねて不仲を噂されていた芸能人カップルが、とうとう離婚の記者会見をしたようなもの、だろう。

アメリカの大手自動車メーカーのように、これからなんとか経営再建にがんばってほしいものだ。


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コダックにしてもフジフィルムにしても、かつては世界的な超一流企業と呼ばれていたこともあるのに、時代の波とはおそろしい。

ほんの少し、舵を切るタイミングや方向がずれただけで、こんなにも凋落してしまうのだ。


いや、でも彼らはまだいい。

傾いてしまった屋台骨でも経営再建に向けて、元に戻そうとする術が残っている。

私たちのような末端の零細事業者は、一度ひっくり返ってしまったら、それで終わりだ。

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だから、石にしがみついてでもこの看板を下ろすわけには、いかない。

まだまだ、私のような仕事が、社会にとって必要なのだと信じているから。



原点に返る

時代が変わるにつれ、大きく変わったものの一つに結婚式の写真がある。

ひと昔前ならば、式場に併設の写場(しゃじょう)で出席者の集合写真と、お色直しの時間を利用してのお二人の写真を撮るぐらいで、あとは出席者が勝手にスナップ写真を撮るというスタイルだった。

今や、どこの式場も専門の撮影スタッフを抱え、いわゆる「前撮り」から当日の式~披露宴までを撮影対象とする、式場にとっても儲かる部門に成長した。

そして出来上がったアルバムは、芸能人もびっくりの素敵なお二人が、おしゃれで巧みなレイアウトでページを飾る重厚な写真集となって、依頼者に届けられる。


豪華絢爛。


たっぷりの代金と引き換えに、まるで歯が浮くような、そんな結婚アルバムが手元に残る、今はそんな時代だ。


持ち上げるだけ持ち上げて、搾り取るだけ、取る。

じゃんじゃん着せ替えたりシチュエーションを変えてカット数を稼ぐ子供写真館もことほど左様に、私は古い感覚の持ち主だからなのか、こういう手法にいささか嫌悪感すら覚えてしまう。

そんな技術も設備も持たない弱小写真屋のひがみ、といえなくもないが、小手先の豪華さは、いずれ飽きるものだ。


大切なのは、一枚の写真そのものに、なにが込められているか。なにを込めるか。



先週は私も婚礼撮影の仕事があった。

そんなことを心がけながらへとへとになるまで撮って、派手ではないけれど頑張ってこしらえたアルバム。

その表紙には、新婦のお母さんが朝早くから炊いたという、心づくしのお赤飯とお漬物の写真を使った。

ゆうべお客さんが取りにこられ、涙を流して喜んでもらえた。


原点に返れば、ほら、こんなに喜んでもらえる。

こんな小さな写真屋でも、まだまだ仕事はある、ということだろう。

時代の影で

こういう形をしたフィルムを覚えていらっしゃるだろうか。

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APSフィルム。

「アドバンスド・フォト・システム」という、フィルムの革命児みたいな名前をもらって華々しくデビューしたのが、今からおよそ15年前のことだった。

撮影データや日付、焼き増し枚数などが磁気テープの部分に記録され、お店はそれらの情報を読み取って写真に仕上げる。

メーカー主導の「時代」についていくため、写真店は既存の設備にくわえ、APS対応の投資を余儀なくされた。ファミリーカーならラクに買える金額である。


一般的な35mmフィルムよりひと回り小さいおかげで、よりスタイリッシュでコンパクトなカメラが作られるようになった。キャノンのIXY(イクシ)などがその代表的なものだったろうか。

反面、フィルム面積の小ささがネックとなり、肝心の画質自体は決して満足できるものではなかった。

昔流行ったハーフサイズカメラのフィルム面積とたいして変わらないのだから、大伸ばしなど、とてもお客さんに勧められるレベルではなかったのだ。


鳴り物入りで世に出たAPSフィルムも市場に浸透するまでには遠く及ばず、この7月にフィルムの生産が終わった。

もちろん、カメラの生産など、とっくの昔に終了している。



店頭でもここ数ヶ月お目にかかったことがなかったこのAPSフィルム、昨日久しぶりのお客さんが2本持ってこられた。


たぶん、これが当店の受け付ける最後のAPSフィルムになるんじゃないか。


そんな予感がして、思わず写真に撮っておいた。


デジカメ全盛の時代の影で、ほとんど忘れ去られようとしているこんなフィルムもあったんだと、忘れないために…。


プロフィール

smile

Author:smile
わが家のワンコを溺愛する「わんこおやじ」。
本業(写真店)のかたわらワンコ用スイーツも作っています。

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